top of page

リエントリーパーミットとは?どうやって取得するの?

更新日:4月8日



タイでビザの取得や更新が終わると「無事に許可が下りて、また1年タイに滞在できる」とひと安心しますよね。滞在中にタイ国外へ旅行に行かれる方も多いかと思います。

 

しかし、お問い合わせの中には「せっかく取得したビザをタイ出国時に失効してしまった」というご相談をいただくことが時々あります。

 

実はビザ取得後、リエントリーパーミットを取得しないとタイ出国後ビザを失効してしまいます。では、リエントリーパーミットはどうやって取得するのでしょうか?

 

今回はリエントリーパーミットについて解説していきます。

 

目次

1.リエントリーパーミットとは?種類と取得方法を紹介

2.リエントリーパーミット取得時の注意点

3.タイ出国時のビザ失効例2つ

4.リエントリーパーミット取得の代行はできるのか?

5.まとめ

 

 

1.リエントリーパーミットとは?種類と取得方法を紹介

 

 

リエントリーパーミット(Re-Entry Permit)とは「再入国許可証」とも言われ、「現在持っているビザを有効のまま、タイに再度入国していいですよ」という意味でパスポートに押されるスタンプを指します。

 

<種類>

種類は入国可能回数が【シングル】と【マルチプル】の2種類です。

その名前の通り、シングルで出国できる回数は1回、マルチプルでは複数回出国が可能という違いがあります。

 

<金額> *2024年3月現在

シングルリエントリーパーミット:1,000THB

マルチプルリエントリーパーミット:3,800THB

 

リエントリーパーミット有効期間内に出国する回数が4回以上の場合はマルチプルを取得された方がコストは下がります。

 

 

<取得方法と必要書類>

 

「国際空港の出国審査場」または「イミグレーション」にあるリエントリーパーミット申請カウンターでの取得が可能です。

 

スワンナプーム空港の場合は出国審査場の1番奥にリエントリーパーミットの取得場があります。出国審査前または審査後のどちらでも申請できます。

 

 

 

リエントリーパーミットの取得が完了するとパスポートの中の査証ページにスタンプが押されます。スタンプの中には

・有効期限

・再入国可能回数(1回または複数回)

・ビザ番号

・発行日

・発行場所

などの様々な情報が記載されています。

 

この中でビザを失効しないために重要になるのは【有効期限】と【再入国可能回数】です。この2つの情報の注意点を簡単に説明していきます。

 

 

2.リエントリーパーミットの有効期限・再入国可能回数

 

前述でリエントリーパーミット取得後の重要な情報として【有効期限】と【再入国可能回数】の2つを挙げました。では実際にどういった内容に注意しなければいけないのでしょうか?

 

注意が必要になるのは以下の点です。

 ●リエントリーパーミットの有効期限:最新のビザ有効期限と同じ日まで

 ●再入国可能回数:その期限までに、(最新のビザを有効にしたまま)タイに再び入国できる回数のこと

 

 

例えば

〇「ビザ期限が3月20日 / リエントリーパーミットはシングル」で取得した場合→リエントリーパーミットの有効期限は3月20日まで、その期間内に1回のみビザを有効にしたままタイに再入国できる

 

〇「ビザ期限が3月20日 /リエントリーパーミットは マルチプル」で取得した場合→リエントリーパーミットの有効期限は3月20日まで、その期間内に何回でもビザを有効にしたままタイに再入国できる

 

 

ビザの初回取得(90日)や1年更新の仮スタンプ期間の場合には、それの期限に合わせてリエントリーパーミットの有効期限が決まります。ご自身の出国予定回数に応じてリエントリーパーミットの種類と取得時期を検討してください。

 

 

3.タイ出国時のビザ失効例2つ

 

リエントリーパーミットでの注意点について説明しましたが、次は起こりがちなタイ出国時のビザ失効例を3つご紹介します。

 

① シングルリエントリーパーミットを前回出国時に取得していたが、1回使い切りと知らずに再度出国→持っていたリエントリーパーミットは前回の出国で既に使用済みだったため、そのままビザ失効

 

② ビザ初回90日の取得後にマルチプルリエントリーパーミットを取得、その後ビザ1年更新をしたが、リエントリーパーミットの期限が初回取得時のビザの期限までだと知らず出国→持っていたリエントリーパーミットは期限切れとなっていたため、そのままビザ失効

 

ビジネスビザをお持ちの方で、かつ、ワークパーミットを取得済みの場合には、ビザ失効と同時にワークパーミットも失効します。

 

 

4.リエントリーパーミット取得の代行はできるのか?

 

現在はイミグレーションでのリエントリーパーミットの取得代行は不可となっており、申請書類をご準備の上、ご自身で取得して頂く必要がございます。当社では「リエントリーパーミット取得同行サービス」のみ承っております。(2024年3月現在)


 

5.まとめ

 

今回の記事では

〇リエントリーパーミットにはシングルとマルチプルの2種類がある

〇リエントリーパーミット取得時には有効期限と再入国可能回数に注意する

〇現在リエントリーパーミットは代理取得は不可

 

について解説しました。

 

今回の記事を参考に、せっかく取得したビザを失効してしまわないよう気を付けてタイ滞在を楽しんでください。

 

  タイのビザでお悩みの方は是非一度、弊社までご相談ください。





 

 

閲覧数:1,480回
bottom of page